私の本棚一気読み！『透明なゆりかご』①～⑦
📚stay home35日目📚
以前NHKでドラマ化されたので、ご存じの方も多いかと思います。
沖田×華を知ったのは、もう何年も前の事。
西原理恵子が好きで、できるかなや鳥頭シリーズ等を読み漁っていたころなので2000年をちょっと過ぎた頃かなぁ。
西原さんの友人のゲッツ板谷が本を出し始めて、ネットで検索して沖田×華にたどり着いた。ような気がする。
まさか、ドラマの原作を書くような漫画家になるなんて！
と嬉しくなりました。
『透明なゆりかご』は、作者の経験を元に産婦人科での出来事が一冊に7話収録されていて、私は７巻まで集めたところでストップしているんですが、現在８巻まで出ているようです。
久しぶりに一気読みしてボロボロ泣いていました。私がはっとしたのは、虐待・放置されて育ち妊娠・出産・育児を経験し癒されていく話。
弟家族を思い出しました。
私たちは、目に見えた危害は無かったものの機能不全家族の中で育ったので、少しおかしい。
幸せな方へ進もうとすると自分からぶち壊してしまう。
私たちの心の癌である父親が問題を起こすと、迷惑かけたくなくて付き合っている人と距離を取ろうと別れを選択してしまう。
を繰り返して現在に至るのですが、弟の奥さんは違ったんだよね。
ぶち壊そうとする弟を受け入れ、引き留めてくれた恩人だと私は思っています。
そして子供が生まれて、幸せそうに世話をしている弟を見る度に
自分の子供時代をやり直してるな。
自分が欲しかった愛情を子供にしっかり注いでいるな。
と感じて、私も幸せな気持ちになって癒されています。
『命の大切さ』
と月並みな言葉の中には、いろんな大切が詰まっている。
と、しみじみ思う時間でした。
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